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自前で簡単に更新可能!CMSの概要とソフトの種類を紹介

自前で簡単に更新可能!CMSの概要とソフトの種類を紹介

ホームページを更新していない場合のデメリットとは?

ホームページは情報を更新してこそ価値が出るため、更新を怠っているホームページの価値は次第に減少していきます。ホームページの価値が減少した場合の主なデメリットは以下の2つです。

・GoogleやYahooの検索順位が下る
・アクセス数が減少する

GoogleやYahooの検索エンジンでは更新されないホームページの検索順位は自動的に下がっていくことになります。このようなことが起こるのは、GoogleやYahooの検索エンジンが情報の鮮度を重視しているからです。ユーザーにとっては、古い情報よりも新しい情報のほうが役立つ可能性が高まります。そのため、常に情報を更新しているホームページが上位表示されるようにプログラムされているのです。情報の更新を怠って競合他社に上位を譲らないためにも、ホームページの更新によるSEO(検索エンジン最適化)対策が必要になります。

また、ホームページが更新されていないとアクセス数が減少しかねません。一度訪問して気に入ったホームページであっても、新しい情報が何カ月も追加されていなければユーザーは2度とアクセスしない傾向があるからです。ホームページに定期的にアクセスするリピーターの数が減れば、安定的な売上は望めなくなります。そのため、リピーター対策としてもホームページの更新は重要です。

CMSを導入していない場合としている場合の違いを解説

CMS(Contents Management System)を導入していない場合としている場合には次のような違いが生じます。

#CMSを導入していない場合
ホームページの更新にはHTML・CSS・JavaScript・PHPといったプログラミング言語の知識や、ある程度のプログラミングスキルが必要です。また、これらプログラミング言語を使って画像やテキストを管理してデータベースに保存したり、そのデータを使ってコンテンツを作成したりする必要があります。そのため、慣れていないと多くの手間や時間がかかってしまいます。専門業者に外注することもできますが、コストを少しでも低く抑えたい場合には不向きです。

#CMSを導入している場合
CMSを導入していると、ホームページのテキストや画像などを一元管理してデータベースに保存できます。情報を更新する場合は、パソコンなどのブラウザー上でデータベースのテキストデータを取り出して編集するだけです。プログラミング言語に関する知識やプログラミングスキルは必要ありません。また、専門業者に外注するよりもコストを低く抑えることができます。

CMSのホームページソフトを使えば更新が簡単にできる

CMSを導入して検索エンジンの上位に表示されるような立派なホームページを作成するには、簡単にホームページの更新が行えるCMSのホームページソフトを導入するのが一般的な方法です。なお、CMSのホームページソフトには複数の種類がありますが、比較的導入しやすいのは次の2つのソフトです。

・オープンソース型CMS
・商用パッケージ型CMS

オープンソース型CMSは主に小規模サイト向けに用意されているソフトです。このソフトはプログラムコードが公開されているオープンソース型のため、ライセンス料金が発生しません。そのため、初期費用を低く抑えることができるというメリットがあります。汎用性も高いため、更新作業も比較的容易に行えます。ただし、商用向きではないため数千〜数万ページに及ぶようなホームページには不向きで、公式サポートが受けられないソフトも少なくありません。また、不具合や脆弱性などに対する保証が付いていないソフトがほとんどです。

商用パッケージ型CMSは中・大規模サイト向けのホームページソフトです。このソフトはオープンソースではないため無料ではありません。ただし、商用向けに設計されているため、数千〜数万ページに及ぶホームページにも対応できるというメリットがあります。また、ほぼすべてのソフトに公式サポートと不具合や脆弱性などに対する保証が付いています。

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